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「あと1cmでもいいから、高く飛びたい」、「試合後半、動きが鈍ってしまう」と感じたら、まずはトレーニングです。
そして次の手段として有効なのは、シューズ。
軽いシューズの方が、高さは出やすい。
でもその反面、衝撃吸収が少なかったりするので、ちょっと人を選ぶかな?と思っていました。
しかし今回のウエーブライトニングZ8は、違う。
これまでウエーブライトニングシリーズをいくつか使ってきましたが、Z8は一番と言えるほどの仕上がり。
特にハマったポイントは、バランス。
軽さと反発力の高さであと数センチの高さを引き出し、着地時の衝撃吸収も旧モデルより進歩しています。
反比例しがちな軽さと衝撃吸収をバランスよく成立させているなあ、と感じています。
- 最高到達点を上げたいアタッカー
- コートを走り回るセッター、リベロ
- 「軽いシューズこそ正義」と思っている人
- 軽さよりも履き心地を求めている人
- クッションは厚い方が好きな人
- シューズは多少重くても安定性!という人
進化し続ける定番
まずはオープニング
ウエーブライトニングは、無印で10まで続いた後にZがナンバリングされたので、通算で18代目(のはず)です。
私はミズノの軽量バレーボールシューズが大好きで、ウエーブライトニングも含めて長くお世話になっています。
もはや定番とも言えるシリーズとなっているのは、確実に進化しているからこそ、でしょう。
石川真佑選手が着用していることも見逃せません
ハトメによるフィット感の向上
青い部分がハトメ、これで一体感アップ
ウエーブライトニングZ8では、ハトメをベロのようにしているので、足の甲含めた全体をフィットさせることができます。
ハトメをしっかり締めると、靴の中での一体感が上がり、切り返しの一歩目で足がズレたりせずに動けます。
アウトソールの反発とのコンビ
Z8のポイントはソール
シューズと足の一体感に加え、アウトソールの反発性もGOOD。
新MIZUNO WAVE構造で蹴り出し時の反発感を高め、MIZUNO ENERZY NXTでクッション性が向上しています。
いざ踏み込むと、床が押し返してくるような感覚でダッシュし、そのスピードが高さに変わります。
ハトメによるフィット感があるからこそ、足の力を無駄なく活かした動きができます。
また、カカトの巻き上げていることで、ジャンプ時の重心移動をスムーズにしています。

【実体験】実際に履いてプレーしてみた感想
カカトから足全体を使ってジャンプ!
実際に半年以上着用して感じたことを共有します。
履き心地は普通だけど
履き心地は、足を入れた瞬間からソフトで快適な、ウエーブモーメンタムやメタライズほどではなく、普通です。
ただ、シューズと足の一体感があるので、履き心地が悪いわけではありません。
機動力のアップ
最初に履き、歩いて感じたのは、ソールの反発性。
走り出しやジャンプなどの瞬発系動作で、アウトソールからの反発をもらえます。
柔らかすぎず、硬すぎず、自然な反発感です。
グリップの良さも見逃せない!
私個人がバレーボールシューズでの進化を感じるのは、「すべりにくさ」です。
以前よりもすべりにくくなり、最初の一歩が自然に出る感じです。
ジャンプが軽い
軽さに加え、機動力、グリップの良さもあって、ジャンプが軽く感じます。
着地の衝撃も、うまく分散している感じです。
ジャンプをサポートしてくれるシューズ
インソールもいい感じ!
また、「ミズノエナジーインソール」の感覚も良いです。
これまでのインソールよりも反発を(少し)感じるし、履き心地も良いのです。
普段なら、すぐにスプリングバックとFUSION-FLEXI for Gをすぐに着けちゃうのですが、フィット感の良さにしばらくエナジーインソールを着けていました。
Z8は、これまでウエーブライトニングの中で、最も進化を感じました。
軽さとジャンプ含む機動力のサポートは、バレーボールシューズの中でトップレベルだと思います。
機動力を求めるプレーヤー向け
軽い割に反発力が強いので、素早く動きたいプレーヤーにも向いていると思います。
アタッカーなら
着地からの切り返しや、一歩目の素早さが違います。
1cmでも高く飛びたい、より素早く動きたいアタッカー向けです。
セッターなら
軽いので、ブロック、ジャンプトスがやりやすく、ボールも追いかけやすいはず。
よりスピードを求めるセッター向けです。
リベロなら
グリップと反発力があるので、フェイントなどの一歩目が出やすく、滑りにくい。
あと一歩の反応を上げたいリベロ向けです。
【サイズ感】ネット通販で失敗しないために
ウエーブライトニングZ8の気になるサイズ感
サイズについては、言うまでもなく試着ができれば最強です。
ネット通販の場合、「サイズが合わなかったらどうしよう」といった不安がつきまといます。
迷っている人がいたら、
今、履いているシューズのサイズで大丈夫ですよ。
これまで、ミズノ、アシックスのモデルを相当数履いてきましたが、どちらも同じサイズ感でした。
モデルにより履き心地や幅は違いますが、大きさ=縦のサイズが変わることはなく、普段履いているサイズで問題ありません。
普通のシューズで少しキツく感じているなら、ウエーブライトニングZ8なら幅広(3E)モデルもあります!
Amazonなら試着後の返品も!
とはいえ、実際に購入して大きすぎた!小さすぎた!となると悲劇です。
でも、Amazonならサイズ交換や返品もできます。
返送は面倒ではありますが、返送料はAmazonが負担してくれます。
万が一、サイズを間違えても安心ですね。
参考
30日間試着品の返品・交換の送料無料|Amazon Fashion
機動力を極めたトップモデル

バレーボールシューズに求めるものは何ですか?
快適性だとしたら、ウエーブライトニングZ8は対象外です。
あと一歩のスピードが欲しい、もう少し飛びたいと思うバレーボーラー向けです。
私自身、色々なバレーボールシューズを試していますが、結局、ウエーブライトニングに戻ってしまいます。
特にウエーブライトニングZ8は、機動力特化。
余計な要素をそぎ落としたトップモデルと感じています。
石川真佑選手が着用するようなトップモデルの割に、コストパフォーマンスが高いのもいいですね。
買うなら今がチャンス!
新モデルのウエーブライトニング エリートが発売されるので、価格が下がる期待大です。
狙った色・サイズが売り切れる可能性もあるので、早めにチェックしておきましょう。

