【知っておくと便利】バレーボール中継で出るルール・用語集

実はバレーボールのルールは年々変わり、どんどん専門用語が出てきます。
バレーボールをやっている人間ですら、知らない言葉もあります。
まして観戦中心の方からすると、突然聞いたこともないカタカナ用語が出ると「?」となるはずです。

バレーボール観戦をもっと楽しんで欲しいウイバレ管理者として、これは看過できません。

そこで今回は、バレーボール中継でよく出る用語やルールを説明します。
言われてパッと思い出せるように、簡単にまとめています。

レセプション

ようするに

サーブを受ける

以前はサーブカットと言われていましたが、カットというよりは受けるという意味合いに変わったようですね。
どのような用語にしても、サーブ競技はサーブが命であることには変わりありません。

ディグ

ようするに

アタックを受ける

レシーブと言われていましたが、ディグになりました。
dig=掘る動作に似てるからだそうです。
↑そうかなあ?

ブレイク

ようするに

サーブ権で得点すること

サーブ権を持っている時に点を取ることを、ブレイクと言います。

[note title=”テニスと逆?”]テニスでは、サーブを打たれているプレーヤーがゲームを取ることが、ブレイクです。
その感覚からすると、相手のサーブ権で点を取ったらブレイクと言いたいところですが、バレーでは逆です。
テニスはサーブを打つ方が有利だけど、バレーはサーブを受ける方が有利なのでしょう。(たぶん)[/note]

トランジション

ようするに

反撃

最近出始めた言葉のトランジション。
細かい意味は、ディグから攻撃に転じることだそうです。
反撃で済みそうな気がするのに、なんで英語なのでしょう?

ダブルコンタクト

ようするに

2回触っちゃった!

以前はドリブルと言われていた反則です。
トスをする際、両手で同時にボールを触る必要があるのですが、滑って片手ずつ触った場合の反則がこれ。
思わずドリブルと言った後でダブルコンタクトと言い直したアナウンサーもいました。

オポジット

ようするに

セッター対角

以前はスーパーエースと呼ばれていましたが、セッター対角のポジション=逆=oppositeとなってみたいです。
ここは前衛でも後衛でも得点能力があるアタッカーがいることが多いです。

テクニカルタイムアウト

ようするに

作戦タイム

どちらかのチームが先に8点と16点を取ったタイミングで60秒のタイムがあります。
その他に1セットに2回、30秒のタイムを好きなタイミングで取ることができます。

オーバーネット

ようするに

ネット越えたら反則

ネットの向こうにあるボールを触ったら反則です。
ただし、ブロックは反則になりません。

ペネトレーションフォルト・パッシングザセンターライン

ようするに

センターライン踏み越えたら反則

真ん中にある線を越えて足を出したら反則です。
本来はペネトレーションフォルトと言うのですが、中継でもパッシングザセンターラインと言ってたりします。

リベロ

ようするに

後衛+レシーブ専用

後衛にいるチームメートと何度でも交代可能。
ラリー終了後、次のサーブのホイッスル前までに交代します。
攻撃参加はできません。

S1~S6

ようするに

セッターの位置

たまに中継で、「S2から始めましたね~」と言ってますが、これは「セッター(S)」の位置が「(ポジション番号)2番」ということです。
ポジションと番号の関係は、以下です。

チャレンジ

ようするに

ビデオ判定

インアウト、ブロックのワンタッチなど、人の目では判定が難しい場合にビデオで判定しましょう、というシステムです。

例えば審判はインと判定したけど、ホントはアウトじゃね?という場合にチャレンジを要求します。

ビデオ判定の結果
  • アウト=チャレンジ成功となり、チャレンジしたチームの得点
  • イン=チャレンジ失敗となり、チャレンジの権利を1回失う

チャレンジの回数は1セット2回とか、4セットまで2回、5セット目は1回だけなど、色々です。