【比較】バウアーファインドとマクダビッドどっちが良い?5年以上使って分かった「1.5万円」の価値

ゲニュトレインとニースタビライザー比較

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正直、サポーターなんて着けたくありません。
でも最近、バレーボールの練習後、膝が刃物で切られたような鋭い痛みが走るのです。
どうもブロックでの横移動やジャンプが原因のようです。

さすがに痛みが続くのは、膝の危険が危ないので、サポーターで保護してみることにしました。
今回の痛みはかなり強烈なので、安価なサポーターでは太刀打ちできそうにないと判断し、しっかり膝を固定してくれるマクダビッドのニースタビライザーを購入し、左膝に着用。
右膝は、以前から所有しているバウアーファインドのゲニュトレインを着けるようにしました。

マクダビッドとバウアーファインド世界一分かりにくい着用画像

これで何回かバレーボールをした結果、練習後の膝がかなり楽になりました。
ジャンプをしても膝の不安がないことが、これほど幸せなことだとは・・・

ちなみに終わった後のダメージが少ないのは、バウアーファインドでした。
でも、そもそも価格が違いすぎるので、比較するにはどうかと思っています。
マクダビッドのニースタビライザーは6000~7000円、バウアーファインドは15000円近くと価格差が倍以上あるのですから。

加えて、私にとってバウアーファインドは、長年の付き合いがあるのも大きいです。
購入して5年以上経過していますが、今もサポート力は健在です。

MEMO

15,000円でも、週1回の利用で5年(240回)使えば、1回あたり63円程度です!

この二つを実際に使ってみて、それぞれの特徴と違いもよく分かりました。
簡単に表現すれば、コスパと固定のマクダビッド、本気のバウアーファインドです。

おすすめ

バウアーファインド
ゲニュトレイン

  • とにかく膝への不安を忘れたい人
  • 快適性:★★★★★ (意外に蒸れない)
  • 耐久性:5年以上 (実証済)

長い付き合いができるサポーター。
全力でプレーしたいなら絶対こっち

マクダビッド
ニースタビライザー

  • ガッチリ固定したい人
  • 固定力:★★★★☆ (強力)
  • 耐久性:一般的 (ゴム素材)

コスパ高めな強力な固定力。
膝を固定するなら、こちら。

ここでは、マクダビッド、バウアーファインド共にバレーボールで使って感じた違いや使用感などをお伝えしていきます。

注意

あくまで一個人の見解です。
効果、効能を保証するものではありません。

「固める」か「包み込む」か

ニースタビライザーとゲニュトレイン【使用済】ニースタビライザーとゲニュトレイン

マクダビッドとバウアーファインドの違いは、サポートの方向性に尽きると思っています。
マクダビッドは、固定
バウアーファインドは、包み込みです。

しなやかな固定感のマクダビッド

マクダビッドのニースタビライザーは、「固定されつつも動ける」感覚です。
ナイロン素材+両サイドにあるストラップがあり、着用するだけで固定感があります。

ニースタビライザー、着けただけ着けただけでも、固定感アリ

さらに6つのベルトを使うことで、固定されます。
これらのおかげで、「膝の負担になりそうな動作」を制限していることを感じます。

ニースタビライザー固定時ベルトで固定

しっかり固定しても、思ったほどキツくなく、いざ動くと、不思議と気にならなくなります。
ここはマクダビッドの技術を感じます。

固定強度の迷い

着けて気になるのは、固定の強度です。
正直、どれだけ締めれば効果的なのか、迷いました。

膝全体を包み込むバウアーファインド

バウアーファインドのゲニュトレインは、オメガパッドプラスが膝のお皿を包み込み、半月板ウイング、ホッファパッドで膝周辺を活性化させます。

バウアーファインド ゲニュトレインの裏側生地は破れていますが、パッドは健在です!

お皿全体をカバーしているので、どんな動きもサポート。
また、その効果は5年以上経っても続いていることも見逃せません。

迷いなく装着できる

バウアーファインドは、お皿の下とパッドの下を合わせば良いので、分かりやすいです。

繊維や縫製のこだわり

ゲニュトレインは高いフィット感を実現させるために、繊維や縫製にこだわっています。
このおかげで着けていることを忘れるほどです。

ゲニュトレインの縫製

繊維と縫製にもこだわりが!

バウアーファインドのニットには、皮膚への刺激やアレルギーを引き起こす可能性のある接着剤などを一切使用していないため、肌に優しい作りとなっています。芯となるライクラやラバーといった伸縮性の素材にポリアミドなどのマイクロ繊維を巻きつけているため、装着時にも伸縮性素材が肌に直接触れず、皮膚を刺激しません。138もの短繊維から成る特別な糸を1本から自社工場で製造し、サポーターを作成しています。

製品特徴 | バウアーファインド

確かに太もも周辺の部分は伸縮性素材と繊維で編み込まれています。
わざわざ皮膚を刺激しない繊維を使っていたとは・・・

立体縫製

ベルトで固定する膝サポーターもありますが、ゲニュトレインにはベルトがありません。
それでいて、しっかり固定されて・・・
いや、どちらかというと肌にフィットしている感じがしていますが、これも計算されているようです。

バウアーファインド製サポーターは身体の解剖学的な形状を考慮し、フラットニット編みによる3次元立体縫製により成型されているため、より良い適合を得ることができます。シート素材から作られるサポーターでは、間接周りの解剖学的な特徴を完全にとらえることはできません。そのため面ファスナーなどのベルトで固定する方式が一般的ですが、筋肉の収縮や循環器の働きを妨げるおそれがあります。バウアーファインド製品は縁の部分の圧迫値を下げているため、皮膚に食い込まず、競技スポーツを行う場合にもパフォーマンスをさげることはありません。

製品特徴 | バウアーファインド

言われてみれば、サポーターの装着跡も他のものと比べて残りません。

繊維と縫製のこだわりが着け心地のよさを演出し、まさに着け心地と効果を高次元で両立しているサポーターですね!

メンテナンスも簡単!

ここまでしっかりした形状だと、洗うのも大変?
いいえ、これまでずっとネットに入れて洗濯をしていますが、全く問題ありません。
そして意外に早く乾きます。
これなら夜に洗って翌朝使うこともできそうなレベルです。

長時間着用に注意

ゲニュトレインを着けると、全体的にしっかりとした圧着感があります。
なので連続着用は避けましょう。
長時間つけっぱなしにして、足がつったこともありました・・・

試合の合間や休憩時に外すだけでも十分です。

固定する場所が違う

マクダビッドのニースタビライザーは、スタビライザーとベルトで膝の関節全体を固定します。
走る、ジャンプなどで負担のかかる動作を制限してくれますが、サポーターの中での(膝の)動きまではサポートできません。

バウアーファインドのゲニュトレインは、膝のお皿全体をカバーしているので、細かい膝の動きもサポートします。

それぞれに向いている人は?

マクダビッドは、膝の不安を感じ、固定したい人向け。
1000~3000円程度の膝サポーターに不満があるなら、マクダビッドのニースタビライザーでしょう。

バウアーファインドは、本気で膝を守りたい人向け。
膝の不安を解消し、全力で動きたいなら、ゲニュトレインです!

気になるサイズの選び方

ニースタビライザーとゲニュトレインのサイズは?サイズ選び、気になりますか?

サポーターで気になるのが、サイズ。
ここでは、私の購入経験を踏まえた、マクダビッドのニースタビライザー、バウアーファインドのゲニュトレインのサイズについてお伝えします。

マクダビッドのニースタビライザーは、お皿の中心で

マクダビッドのニースタビライザーのサイズは、膝を軽く(20度くらい)曲げた状態で、膝のお皿の中心を通る周径を測定してください。

ニースタビライザーは膝の真ん中ニースタビライザーは軽く曲げた膝の真ん中で測定

サイズヒザ周り (cm)
S32 〜 36 cm
M36 〜 40 cm
L40 〜 45 cm
XL45 〜 50 cm

※サイズの境界で迷う場合は、締め付けの好みによりますが、固定力重視なら大きめを選んでベルトで調整するのが一般的です。

私の場合、サイズは41cmだったのでLサイズを選びました。
しっかりフィットしており、大きすぎ、小さすぎということはありませんでした。

バウアーファインドのゲニュトレインは、膝の上下

バウアーファインドのゲニュトレインの場合、膝を軽く(20度くらい)曲げた状態で、以下の2箇所をメジャーで測ってください。

【上】太もも周径: 膝のお皿の中心から上 14cm の位置
ゲニュトレインサイズ  太もも

【下】下腿周径: 膝のお皿の中心から下 12cm の位置
ゲニュトレインサイズ  下腿

サイズ【上】太もも周径
(上14cm)
【下】下腿周径
(下12cm)
035 – 38 cm25 – 28 cm
138 – 41 cm28 – 31 cm
241 – 44 cm31 – 34 cm
344 – 47 cm34 – 37 cm
447 – 50 cm37 – 40 cm
550 – 53 cm40 – 43 cm
653 – 56 cm43 – 46 cm
756 – 59 cm46 – 49 cm

※2つのサイズにまたがる場合は、「下腿周径」を基準に選ぶのがおすすめです。

先ほど測ってみたら、太ももは51cm、下腿は41cmなので、サイズは5。
でも、使っているサイズは4。
(5年前より、筋トレの効果でサイズアップしたに違いない、そう思いたい)

ということで、サイズの境界で迷ったら、小さい方でも問題ありません。

マクダビッド、バウアーファインド、どちらを使う?

マクダビッドとバウアーファインドでの動きサポーターは動いてこそ分かるものですね

私個人の結論は、バウアーファインド、ゲニュトレイン推しです。
オススメではあるのですが、価格が気になる人もいるでしょうし、オーバースペックの方もいると思います。

膝サポーターを着けたことがないなら、もっと安価なモデルもアリ

膝のサポーターの必要性は感じるけど、そこまで高価なモデルを着けるほどではない。
いきなり高価なサポーターを着けるのは抵抗があるのであれば、ニーストラップもアリです。
マクダビッド ニーストラップ

マクダビッド ニーストラップこんな感じで着けてました

1,500円程度で、膝のお皿下の部分をサポートしてくれます。

膝の悩み始めなら、マクダビッド

別の膝サポーターを着けているけど、それでも膝の不安が残るなら、マクダビッドのニースタビライザーを試す価値はあります。
ニースタビライザーの固定力は強力なので、膝のサポートもしっかりしています。

個人的には、やっぱりゲニュトレイン一択

バウアーファインドのゲニュトレインは、他のサポーターと比べたら間違いなく高いです。
でも、お伝えしたとおり、5年以上使っても効果は衰えていません。
長い目で見たら、悪くない投資だと思っています。

膝の悩みを解消させたいと本気で思ったら、バウアーファインドのゲニュトレインを試して欲しいです。
少なくとも私は、着けている限り膝の痛みを忘れさせてくれます。
自信を持ってオススメします!